[LP]Shabason, Krgovich, Tenniscoats - Wao [epcd139(7e.p.)]

[LP]Shabason, Krgovich, Tenniscoats - Wao [epcd139(7e.p.)]

販売価格: 4,290(税込)

商品詳細

※8/29リリース!


[レーベルインフォ]
2024年4月、テニスコーツをサポートに迎えて行われたシャバソン&ケルゴヴィッチの日本ツアー中に、
神戸・旧グッゲンハイム邸にて制作された、4者の個性がナチュラルに溶け合う珠玉のコラボレーション作

ニューエイジ/アンビエント色濃厚なソロ作や、数々のコラボレーション、プロダクションワークで知られるトロント在住のマルチ・プレイヤー、ジョセフ・シャバソン。ロマンティック&メロウな歌声と洗練されたソングライティングで音楽家仲間から高い支持を受けるヴァンクーバー在住のシンガーソングライター、ニコラス・ケルゴヴィッチ。普段はカナダの東西に分かれ独自に活動する両者だが、2020年の『Philadelphia』(クリス・ハリスとのトリオ名義)、2022年の『At Scaramouche』の高い評価を受けて2024年4月にシャバソン&ケルゴヴィッチとしての初の日本ツアーが実現。2012年の初来日以来これまでのケルゴヴィッチの全ての日本ツアーで共演してきた盟友テニスコーツ(さや&植野隆司)が共演アクトとしてだけでなく、シャバソン&ケルゴヴィッチのライヴメンバーとしてツアー全6公演に帯同した。

来日後のリハーサルは僅か2日。しかし、瞬時に音楽的に結びついた4者は互いの演奏に興奮と喜びを持って反応し合い、ライヴ・セットは公演を重ねるごとに生き物のように美しく成長を遂げていった。そんなツアーの最中、神戸公演の後、これまでにもテニスコーツ&テープの『Music Exists disc3』、ホッホツァイツカペレと日本人音楽家たちのコラボ作『The Orchestra In The Sky』、マーカー・スターリングとドロシア・パースのライヴ・アルバムなどが録音されてきた築100年越えの洋館・旧グッゲンハイム邸に滞在し2日間のオフを利用して録音を敢行。あらかじめ完成した楽曲を事前に用意することなくスタートした録音だが、それぞれが持ち寄ったモチーフを起点に、即興的に湧き出ていく4者の多彩でフレッシュなアイディアによって音楽が形作られ、ケルゴヴィッチとさやが書き下ろした詞が歌われ、驚くべきペースで新たな楽曲が次々に生まれていった。

そして、トロントでのシャバソンによるミックスを経て完成したアルバム『Wao』。さやによる日本語とケルゴヴィッチによる英語がナチュラルに歌い継がれる“Departed Bird”から、ツアー中テニスコーツのセットにてシャバソン、ケルゴヴィッチ両人を迎え演奏されていた “Lose My Breath”(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)に至るまで録音順番の通りに収録された全8曲。ケルゴヴィッチ&テニスコーツと親交の厚いゑでゐ鼓雨磨(ゑでぃまぁこん)のコーラス(M5、M6)を除き全ての歌唱と演奏は4者によるもの。ジョセフ・シャバソン、ニコラス・ケルゴヴィッチ、テニスコーツ各々のリーダー作、さらにシャバソン&ケルゴヴィッチ名義での作品とすらも確かに異なる、まさに「シャバソン・ケルゴヴィッチ・テニスコーツ」というユニットとしての音楽であり、旧グッゲンハイム邸での最終テイク録音直後にさやが呟いたフレーズから取られたアルバムタイトル通り、ツアー&録音時の驚きに満ちたマジカルな空気が全編に流れる珠玉のコラボレーション作品。

日本独自CD化(ワールドワイドリリース)。ヴァイナルは米Western Vinylより。