[7inch]百々和宏 - アナクロ’N’ ROLL [MOMO-0003(FUZZYPEACH)]

[7inch]百々和宏 - アナクロ’N’ ROLL [MOMO-0003(FUZZYPEACH)]

販売価格: 1,760(税込)

商品詳細

MO'SOME TONEBENDERの百々和宏(vo&g)による、2022年リリース7インチレコード。
アルバム「OVERHEAT49」、書籍「泥酔ジャーナル4」に続く自主レーベル FUZZY PEACHからの第3弾作品。
ジャングリーなディストーションギター、ダイナソーばりなファズギターソロ、レトロなシンセ音だったり、90年代オルタナをリアルタイムで自然に感じてきた本人だからこそ鳴らせる音楽だと思います。
ジャケもめっちゃ素敵!!




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こんにちは、百々和宏です。
昨年秋のアルバム、書籍に続く矢継ぎ早リリース第3弾はアナログ7インチに決めました。 昨今のアナログブームに乗っかって、という安易な思惑がゼロとは言いませんが、レコードを聴い て育った私と同じくらいの世代にとっては懐かしく、アナログを初めて手に取るようなCD世代の ファンには新鮮な音楽体験となるアイテムです。かくいう自分自身、このリリースが決まってから 毎日アナログを聴いております。サブスクが主流になった今だからこそ、あえて手のかかるリスニ ング手法を取ることでリスナーとしての音楽愛が再燃しています。ちなみにワタシはヴァイナルと いう言葉は使わず未だアナログレコードと呼びます。アナクロなので。
自主レーベル「FUZZY PEACH」はまだまだヨチヨチ歩きですが、DIY精神に乗っ取ってやれる範 囲で楽しく活動しております。
お力添え頂けましたら幸いです。今後ともよろしくお願いします。
百々和宏

【百々和宏による全曲解説】
side A:アナクロʼNʼ ROLL
ワタシの考えるエバーグリーンってヤツをカタチにしてみました。90年代のティーンネイジ・ファ ンクラブやマシュー・スウィート、ウイーザー辺りを下敷きに、ザックリとしたギターと抜けの良い コーラスワークに乗せて歌うはストレートなアナログ賛歌。そもそもこの曲は「OVERHEAT49」ア ルバム制作期間にレコーディングしたんですが、たまたま歌入れ作業を覗きに来てたスタッフがこの 歌を聞き「せっかくだから7インチで出しましょうよ!」と言い出して、トントン拍子に事が進んだ 次第。ちなみにジャケットをデザインしてくれた植木真吾クンには「この曲を聴いてイメージした キャラクター画を描いて」とオーダーしました。ジャケもすごく気に入ってます。

side B-1:スペースボーイ
大雑把なアナログシンセが往年のアノ感じを偲ばせるレトロフューチャーなナンバー。作曲中に 「ちょいとポリシックスぽいか」と思ったが、ポリの林くんが「シーケンスの音色をプリセットの まま使ってる曲聴くとムカつく」とか言ってたのを思い出し、ワタシはあえての逆張りでプリセッ トのまま使用。歌詞のアホっぽさとサウンドのチープ感も含め、狙い通りに仕上がりました。

side B-2:ウイークエンダー
コチラもアルバム用に作曲しバンドサウンドでのRECを画策していたものの、急遽シングルカップ リング用にコンバートされた曲。THE WHOのような荒々しい演奏をイメージしていたが、アコギ かき鳴らして歌まで1発録りしたこのバージョンもシンプルでなかなか味わい深い。今回7インチ 製作で拘ったポイントは「45回転」と「3曲入り」。昨今の楽曲ミックスは昔に比べ音圧が高い (盤の溝が幅広くなる)ので片面2曲入れるのは収録タイム的に厳しいという話だったが、逆転の 発想でイントロとエンディングをカットし、間奏も半分の長さにし、演奏テンポをガツンと上げて なんとかネジ込むことに成功。結果オーライ。