[12"]Nothing - The Great Dismal B-Sides [RR7505(Relapse Records)]

USフィラデルフィアのオルタナバンドNothingの2020年リリース4thアルバム"The Great Dismal"のB-side集 12インチEP。
B-sideといいながら"Amber Gambler"はストリングスのアレンジが最高の美しすぎる名曲だし、表題"The Great Dismal"も収録されているしで、素晴らしいEPです。
フィラデルフィアのR&B/ソウル・グループDelfonicsの"La La Means I Love You"のカヴァーも収録。
カラーヴァイナル"Neon Magenta"
https://nothing.bandcamp.com/album/the-great-dismal-b-sides



"The Great Dismal"
2016年には元Deafheaven、WhirのNick Bassett が脱退し、Jesus PieceのAaron Heardが加入しての3rdアルバム制作でしたが、 今回は2019年にオリジナルメンバーであるBrandon Settaが脱退、新たにCloakroomのDoyle Martinを迎えてのアルバムとなっています。
再び名匠Will Yipとタッグ、Julianna Barwick等の作品にも参加しているMary Lattimoreによるハープ、Nothingの過去作やTurnover等の作品にも参加しているShelley Weissによるストリングスが参加しての美しく壮大、神秘的な1曲目からスタート、これまでのヘヴィー轟音シューゲイザー感にプラス耽美さ、インダストリアルでサイケなアプローチ、さらに少し明るめドリーミィな楽曲だったりもあり、完全にネクストステージへ。
Sandy Alex G参加しての”April Ha Ha”のクライマックスの美しさたるや。
DeftonesやHum、Quicksand等とも共鳴。
https://nothing.bandcamp.com/album/the-great-dismal